これで中国語の漢字を覚える効率がぐっとアップ!
- zhangxiuping00
- 6月10日
- 読了時間: 2分
多くの漢字は、「偏(へん)」と「つくり」から構成されています。一般的に、「偏」は漢字の意味を表し、「つくり」は漢字の発音に関連していることが多いです。
例えば、「晴(はれ)」という字の偏は「日」で、これは「太陽・天気」に関係することを表しています。一方、つくりは「青」で、この字の発音「qíng(チン)」に近い音を持っています。
同様に、「清(きよい)」「请(たのむ)」「蜻(とんぼ)」という3つの漢字は、それぞれ「水が澄んでいること」「話すことに関係のある“請う”」「昆虫のトンボ」という異なる意味を持っていますが、いずれも声旁に「青」を含み、発音はすべて「qing(チン)」です。
このように、偏の意味や声旁の発音ルールを理解することで、漢字学習者はより効率的に漢字の意味と読みを覚えることができ、学習効果も大きく向上します。
ある学生が「忧虑(心配する)」の「忧」を「优秀(優れている)」の「优」と書き間違えました。こういった間違いは、多くの人がしてしまいます。心偏について説明します。
偏「心(心偏)」について:
「心偏(しんべん)」には主に2つの形があります。一つはそのままの「心」、もう一つは「心」から派生した「忄」です。古代中国では、「心」は思考や感情の中心であり、人の意識や情緒を司るものと考えられていました。そのため、「心」や「忄」を含む漢字は、人間の心理や感情に関する意味を持つものが多くなっています。
よく使われる例としては:
心态(心理状態)、忘(忘れる)、忍(耐える)、恶(憎しみ・悪)、
想(思う・考える)、志(志・こころざし)、忠(忠誠)、慈愛(慈しみ)、
愿意(〜したいという気持ち)、感情(感情)、怕(怖がる)、慌(あわてる)、惭愧(恥じる)、惜(惜しむ)、懒惰(怠ける)
このように、漢字の構造と意味・発音の関連性を理解することは、学習者にとって非常に有益です。
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